nido 現場
2013.03.26
急ピッチで進む現場は、職人さん達と、私たち設計者の意志の疎通が不可欠だ。
早く現場をすすめることも大切であるが、だからといって、出来上がる物が良い物でないと困るわけである。
実は、現場では図面の中だけでは伝わらない、あらゆる検討事項や問題が隠れていることが多い。
だから、念入りに打合せを繰り返し、現場に間違いや検討不足がおこらないように、先手先手で打ち合わせていく。
時には、模型を作ったり、詳細図を書いたり、その場で納まり図を手書きしたり、出来る物のイメージをお互いに理解し合って、そこへ向かって協力していく事が大切だ。
工事もいよいよ終盤戦。
外装、内装共に、完成へ向けて最後の山場をむかえている。
私たち設計者にとっては、仕上がりがどんどん形になっていき、一番ワクワクする時であるが、現場では、色々な工種の職人さん達が入り乱れ、緊張感と活気に満ちる時である。
そう、私たちは作れない。最終的には職人さん達に任せるしかないのです。
頭が下がる思いです。よろしくお願い致します。
class 新田
外構計画用の検討模型
全景。もうすぐ完成
食堂・居間より中庭をみる。中庭の向こう側に、台所と寝室
階段が素敵に取り付いています
2階の個室